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2024.01.30

歩道橋の腐食箇所を補修しました。

 歩道橋の塗装工事をしています。

アスベストと並び健康被害を引き起こす物質「鉛」の含まれた塗料を剥がす作業も終わりました。

塗る前にもうひとつしなくてはならないのが、腐食箇所の補修です。

その補修方法には、

鉄板を当て溶接することもありますが、紫外線により硬化するFRP製のシートを貼り付ける方法もあります。

今回は、腐食し穴の開いた箇所の補修に後者を選択しました。

太陽光があたる場所には不要ですが、階段裏等、直接紫外線の当たらない箇所には紫外線照射機が必要です。

何事も表があれば、裏があるように、両方からFRP製シートを貼ることで、腐食した鉄を補強していきます。

表面は、太陽光のみで問題ありませんが、階段裏に貼ったFRP製シートが硬化するまで紫外線を照射しました。

一晩中することで、翌日にはしっかりと硬化していました。

見えない部分の補修こそ大切な作業だということを改めて実感した今日この頃です。

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