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2025.06.20
ルアンパバーンで托鉢参加しました。
ルアンパバーンに来た目的は、
ラオス人の働き方を確認することでした。
タイやベトナムから建設現場で働く技能実習生がほぼ皆無になっているため、ラオスやミャンマーで現地を知ることが必要でした。
かつてフランスの植民地だった世界文化遺産の街並みを見ること、托鉢に参加することはオマケでしたが、
実は一番托鉢が幸せに感じられました。
午前4時00分に起床し、宿を出たのはその20分後、
まだ薄暗い中、一人、また一人、托鉢が行われる寺院の近くまでやってきます。
ウロウロしていると、
観光客慣れしているのか、おばちゃんからもち米やお菓子の入った入れ物を手渡され、並んでいる椅子に案内されます。
もちろん、お金は取られます。
日本からの観光客はほぼいませんでしたが、中国や韓国からは団体でここまで来て朝早くからざわついていました。
5時を少し過ぎた頃、お坊さんの行列がお寺の中から出てきました。
僕の横にいたのは、地元のおばちゃんで、僕や中国人たちのような似非托鉢参加者ではなく、心からその行為を行っている方です。
持っている容器も違えば、着ている服も違います。
おばちゃんの真似をして、もち米を小さくちぎって、ひとりづつ籠に入れていきます。
最初は、小僧さんから登場し、だんだん後ろになると徳を積んだお坊さんが現れます。
ひとりひとり入れていくのは大変ですが、あっという間にもち米やお菓子もなくなりました。
もっと、セーブしていれておけば良かったと後悔しています。
僕のような似非托鉢参加者の托鉢などもっての外なのかもしれませんが、
実際似非托鉢参加者の寄付で成り立っているのかもしれません。
ただ、托鉢に参加したことで心は晴れ晴れしておりました。
いろんな所へ行って、いろんな体験をする。そのことで、お客様との会話も弾みます。
帰国後、お客様にこの体験を話そうと思います。
僕がルアンパバーンに来るきっかけになった飛行機の横に座った大学生のように、、、